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Q | 神様は誰に対しても、高価で尊いのでしょうか?キリスト教の聖書を読んでいて、いつも疑問に思う御言葉があるので教えて下さい。キリスト教の牧師先生は説教で、「神様の目からは、あなたは高価で尊い。神様はあなたを愛しておられる。何故なら、人間であるあなたのために神のひとり子イエス・キリストを十字架にかけたほどだからです。」と仰ります。http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/emao/ningen.htmlしかし、旧約聖書のヨブ記を読みますと、神様は悪魔に対してほぼ自由に、人々を蔑ろに弄び、苦しめたり狂わせたり殺害したりしています。神様と悪魔は手を組んで、人々を陥れているように思えますし、苦しめられたり殺された人々が不憫でなりません。何故、神様は、このようなことを許されるのでしょうか?【 聖書 ヨブ記 / 1章 6-22節 】ある日、主の前に神の使いたちが集まり、サタンも来た。 主はサタンに言われた。「お前はどこから来た。」「地上を巡回しておりました。ほうぼうを歩きまわっていました」とサタンは答えた。 主はサタンに言われた。「お前はわたしの僕ヨブに気づいたか。地上に彼ほどの者はいまい。無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きている。」 サタンは答えた。「ヨブが、利益もないのに神を敬うでしょうか。 あなたは彼とその一族、全財産を守っておられるではありませんか。彼の手の業をすべて祝福なさいます。お陰で、彼の家畜はその地に溢れるほどです。 ひとつこの辺で、御手を伸ばして彼の財産に触れてごらんなさい。面と向かってあなたを呪うにちがいありません。」 主はサタンに言われた。「それでは、彼のものを一切、お前のいいようにしてみるがよい。ただし彼には、手を出すな。」サタンは主のもとから出て行った。 ヨブの息子、娘が、長兄の家で宴会を開いていた日のことである。 ヨブのもとに、一人の召使いが報告に来た。「御報告いたします。わたしどもが、牛に畑を耕させ、その傍らでろばに草を食べさせておりますと、シェバ人が襲いかかり、略奪していきました。牧童たちは切り殺され、わたしひとりだけ逃げのびて参りました。」 彼が話し終らないうちに、また一人が来て言った。「御報告いたします。天から神の火が降って、羊も羊飼いも焼け死んでしまいました。わたしひとりだけ逃げのびて参りました。」 彼が話し終らないうちに、また一人来て言った。「御報告いたします。カルデア人が三部隊に分かれてらくだの群れを襲い、奪っていきました。牧童たちは切り殺され、わたしひとりだけ逃げのびて参りました。」 |
A | ここでは、神はヨブ自身の信仰を試す事、そしてもう一つ重要な、悪魔の主張を覆す為に、こうした決断を余儀なくしているのです。以下の聖句に注目してください。「ヨブが、利益もないのに神を敬うでしょうか。 あなたは彼とその一族、全財産を守っておられるではありませんか。彼の手の業をすべて祝福なさいます。お陰で、彼の家畜はその地に溢れるほどです。 ひとつこの辺で、御手を伸ばして彼の財産に触れてごらんなさい。面と向かってあなたを呪うにちがいありません。」 この悪魔の言葉は要約すれば、「ヨブは神様が祝福して下さるから、あなたに従っているんです。あなたがヨブを手放しさえすれば、ヨブはあなたを呪いますよ」つまり、ヨブは己の利益の為に神を崇拝しているのであって、自分が窮地に追い込まれれば、すぐに神への愛も尽きる、と主張しているのです。それが事実かどうかを確かめる為、神はヨブの信仰を試します。しかも、この時人々を殺すのは神でなく悪魔です。神はそれを留めていないのにすぎません。悪魔にも、ヨブを殺しては元も子もないので、ヨブの命を奪ってはならない、と命令しています。その為、ヨブは病苦に苦しみます。ヨブは立派に忠誠を保ち、神への愛を実証しました。それ故に、神はヨブを大いに祝福します。この記録は、後のクリスチャンの励みとなった事でしょう。又、人間は利己心よりも、神への愛を優先する事が出来る、という証拠にもなったわけです。 |